責任ある流通業者を目指して
以前の記事でも書きましたが、過去、我々代理店は主要仕入先メーカーが開発した商品を、言われるがまま販売していました。
市場がどんどん拡大している時には、このようにしていれば会社の業績がよくなったので良かったと思います。
しかし、今は違います。
国内市場は飽和状態にあり、気合と根性だけではなかなか売れません。
お客様のニーズが多種多様化しているので特定の商品を大量販売するのは困難であり、一つ一つの商品を売るのにおいて知恵と工夫が必要となります。
今回、三浦屋では主要仕入れ先LIXIL様が新発売した次世代ウインドウ「サーモスH」のカタログの表紙に、三浦屋オリジナルのラベルを貼ることにしました。

↑こちらが、次世代ウインドウ「サーモスH」のカタログです。

↑こちらが、弊社オリジナルのラベルを貼ったカタログです。

ラベルをアップしてみました。
採用においての注意書きが書かれています。
発売前にこの商品の詳細を知った際、私は、
「この商品は、売り方を間違えたら大変なことになる」
と強い危機感を抱きました。
現行商品は汎用性に優れているのですが、サーモスHは取付箇所が窓の種類によって制約されてくるのです。
カタログには注意書きが書かれているのですが、あまり目立たず、建築業者様、建て主様が見落としてしまう恐れがあります。
弊社の社員がサーモスHを使用するすべての建物の打ち合わせに関わって説明出来ればよいのですが、そういうわけにはいきません。
場合によっては、建築業者様と建て主様が打ち合わせをして、建物に使用する建築資材の仕様が決まった後に、弊社に話がきて注文がくる場合もあります。
その際、注意書きを読んでいなかったり、見落としていたら、建物を建設中、建設後に大きなトラブルになる可能性があるのです。
取付箇所の制約についてもう少し具体的に説明すると、FIX窓(硝子が開かない窓)、引き違い窓フレームインタイプは、ガラスが破損した際、室外からの交換、メンテナンスとなります。
ということは、2階でベランダ部以外の場所に採用取りつけすると、修理、メンテナンスができなくなる恐れがあるのです。
修理、メンテナンスできたとしても、外部に足場を用意したりしなければならなく、従来商品と比べて多大な費用が発生します。
今年8月関東で発売になる前に、東北で先行販売していたので、東北の同業者さん経由でサーモスHを購入して現物で確認しましたが、問題点は間違いありませんでした。
従来商品とはこんなに変わってくるのに、メーカー様のカタログ注意書きは、良く見ないと見落としてしまうような書き方をしています。
弊社は、代理店として責任ある販売をするために、今回のようなラベルを自社で作成して貼付しました。
弊社は責任なる販売をするため、営業活動でカタログを配付する際、口頭での説明も行ない、誤まった採用取付を防ぎたいと考えています。
製造メーカーであるLIXIL様にも問題提議し、カタログの修正を申し入れていきます。